「承認を求めることをやめたとき、本当の自由が手に入る。」
アルフレッド・アドラーの名言に、こんな言葉があります。
「承認を求めることをやめたとき、本当の自由が手に入る。」
これ、ただの格言じゃありません。
ビジネスを一人で切り拓こうとしているあなたにとって、**生き方そのものを変える“鍵”**です。
SNSの「いいね」が気になる。
お客様からのフィードバックに一喜一憂してしまう。
誰かの成功を見て、焦りと劣等感に飲み込まれる…。
わかります。ぼくも、そうだったから。
でも、そこで一歩立ち止まって欲しいんです。
あなたが始めたこのビジネスは、誰かに「いいね」されるためにやってるんですか?
違いますよね?
1. 「認められたい」は、自然な感情。でも、囚われないで。
人に褒められたい。認められたい。
それって、ごく当たり前の感情です。あなたが優しい証拠でもある。
でもね、それが**「評価されないと自分の価値がない」**に変わった瞬間、あなたの心は誰かの手に握られてしまう。
- 投稿したけど反応が少ない。→「私、ダメなのかも…」
- 商品を断られた。→「嫌われたんじゃ…」
- 他人の成功を見た。→「まだまだだ…」
どれも、あなたがあなたを見失っているサインです。
2. あなたの“軸”は、誰のため?
コーチングでは、こう問いかけます。
- 「その行動、誰のためにやってるの?」
- 「誰も見てなかったら、それでもやる?」
- 「“好きだからやりたい”って気持ち、どこに置いてきた?」
これ、めちゃくちゃ痛いけど、大事な質問なんです。
答えはいつだって、あなたの中にあります。
3. 評価されなくても、やる。それが“自由”。
アドラー心理学が語る“勇気”とは、こうです。
「たとえ失敗しても、批判されても、それでも前に進む力」
つまり、「いいね」や拍手がなくても、あなたが自分に拍手できれば、それでいいんです。
- 投稿は“価値”より“想い”で決めよう
- 価格は“納得感”で決めよう。他人の反応はいらない
- 「たった一人でも救えるなら、それでいい」と覚悟を持とう
まずは、自分で自分を褒めよう。
「よくやった、私」って。
4. 人と比べそうになったら、“自分に戻る”合図。
人と比べてしまう…。それ、仕方ないことです。
でも、そのたびに傷ついてたら、心がもたない。
だから、こんな習慣を取り入れてみてください。
- 「私は私のペースで進んでる」と口に出す
- SNSでモヤっとしたらスマホを置いて、“目的ノート”を開く
- “やりたいことリスト”を定期的に読み返す
他人を見る前に、まず自分を思い出す。
その小さな一歩が、心を守る習慣になります。
5. 誰に認められなくても、自分を信じること。
最終的に、自由って何かというと――
「自分の価値を、自分で決められること」
評価なんて、コロコロ変わるんです。
でも、“自分の中の確かな軸”があれば、どんな波にも飲まれない。
コーチとして、こんな声がけをよくします。
- 「たとえ今、誰にも評価されなくても…あなたが“よかった”と思えたなら、それが正解ですよ」
- 「“結果”じゃない。“やってよかったと思えるか”を大切にしましょう」
あなたが自分の価値を、自分で認められた瞬間。
そのとき、心は羽が生えたように軽くなる。
最後に。
アドラーの言葉。
「承認を求めることをやめたとき、本当の自由が手に入る。」
これは、ただの名言じゃない。
今を生きるあなたのための、リアルな“生き方の指針”です。
ぼくたちコーチは、「誰かに認められなくても、自分を信じられる人」を育てていく仕事です。
その最初の一歩は、
あなた自身が、あなたを信じることから始まる。
今日の問い
今、あなたがやっていること。
それは、“誰の目”を気にしていますか?
そして――
誰も見ていなかったら、あなたは何をしたいですか?
よかったら、あなたの想いも聞かせてください。
一緒に、承認に縛られない生き方、始めていきませんか?

